環境エネルギー政策研究所(ISEP)は、以下のとおり国の第6次エネルギー基本計画(案)に対しての意見(パブリックコメント)を提出すると共に、提言「自然エネルギー100%の「エネルギーコンセプト」への抜本的転換を」を発表しました。詳しくはこちら
パブリックコメント意見
- 「原子力の持続的な活用」は止めるべき
- 核燃料サイクル、再処理、プルサーマルは即時廃止すべき
- 2030年の電源構成:再生可能エネルギーは50%以上とすべき
- 2030年の電源構成:原子力はゼロとすべき
- 2030年の電源構成:石炭・石油等はゼロとすべき
- 2030年の電源構成:電力需要の大幅な削減(3割程度)および各部門の大幅な省エネを見込むべき
- 電力システム改革:発送電完全分離(所有権の分離)を進めるべき
- 電力システム改革:配電部門を所有権分離して、地方公営事業に移管すべき
- 電力システム改革:容量市場の見直し
提言:自然エネルギー100%の「エネルギーコンセプト」への抜本的転換を
- 自然エネルギー・省エネルギー・地域主導を「三本柱」へ
- 小規模分散型の自然エネルギーによるグリーン・リカバリーを
- ⾃然エネルギー最優先を原則とした導入目標とルールの整備を
- 地域主導・分散ネットワーク型エネルギーとデジタル化への⼤転換へ
- 「3.11 福島第⼀原発事故」の教訓を踏まえた現実的な脱原発を
- 脱石炭の早期実現と柔軟で強靭な電力システムへの規制改革を
- 電力・熱・交通・産業分野のエネルギー統合化と脱炭素化
- 2050年カーボンニュートラルにおける⾃然エネルギー100%への転換
- 情報公開と国⺠参加の開かれた議論の場と政策決定プロセスが必要