CASAとは
CASAは、1988年10月、(1)地球規模の環境問題と地域レベルの大気環境の保全についての調査・研究・提言、 (2)海外のNGOとの交流・連帯、(3)地域の大気汚染被害者の運動の支援などを目的に、大阪で設立されました。
このCASAの設立には、次のような3つの市民運動の流れが合流しました。
- 1981年3月から、全国に先駆けて「フロンガスによるオゾン層の破壊」、「地球温暖化問題」などの地球規模の環境問題に 取り組んできた全大阪消費者連絡会をはじめとする消費者運動の流れ。
- 「手渡したいのは青い空」を合言葉に、大気汚染公害の根絶と被害者救済の 裁判闘争に取り組んできた、西淀川公害患者と家族の会をはじめとする大気汚染 公害被害者運動の流れ。
- 環境保全と公害根絶のために、地道な調査、研究を続けてきた研究者・専門家の流れ。
CASAは、目的に賛同する個人と団体で構成される市民団体で、2014年9月現在 全国各地で様々な環境問題に取り組む約40団体のNGOと約300人の市民、研究者、弁護士などが 参加しています。
2014年、CASAの名称が「特定非営利活動法人 地球環境市民会議(CASA)」に変わりました。