「気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)」の第6次評価報告書の第2作業部会総会が、2月14日から2月25日に開催され、その報告書が2月28日に発表されます※。
2021年末のCOP26会議に先立って発表された第6次評価報告書の第1作業部会の報告書では、気温上昇を1.5度に抑える必要性がより強調され、イギリス・グラスゴーCOP26において、パリ協定の長期目標が2度から1.5度に事実上強化されるきっかけとなりました。今回の第2作業部会の影響報告書では、1.5度以上上がった場合の影響や適応について世界の地域ごとにより詳細に発表される予定です。
WWFジャパンでは、この新報告書の注目点について、国立環境研究所の気候変動適応センターの副センター長、肱岡 靖明氏をお招きして、速報解説セミナーを開催いたします。肱岡様はIPCCの1.5度特別報告書の代表執筆者のお一人で、日本の自治体における適応計画の策定支援も手掛けられる第一人者です。新報告書の発表とともに注目が集まるであろう日本国内の適応の最新情報についてもお聞きできるチャンスです!またWWFジャパン小西雅子から国連交渉から見た新報告書のポイントについても説明します。ご質問の時間もたっぷりとっていますので、どうぞ奮ってご参加くださいませ。
※IPCCとは、地球温暖化に関して世界中の専門家の科学的知見を集約している国際機関で、三つの作業部会に分かれており、第1作業部会は、温暖化の科学(自然科学的根拠)、第2は温暖化の影響(影響、適応、脆弱性)、そして第3は温暖化の対策(気候変動の緩和策)です。今回は第2作業部会の温暖化の影響についての報告書が発表されます。
日時 | 2022年03月11日(金) 13:30 ~ 15:30 |
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場所 | Zoomを用いたオンラインセミナーです。 ※Zoom操作方法や設定・IT環境に関するご質問にはお答えしかねますことを予めご了解ください。 |
内容 | 13:20 Zoom Open 13:30~13:35 13:35~13:50 13:50~14:30 14:30~15:00 15:00~15:30 |
主催 | WWFジャパン |
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